日本で競馬が大々的に行われるようになったのは今から100年ほど前のこと。その長い競馬の歴史の中で、数え切れないほどのレースが開催され、そして数多くの伝説的な競走馬が誕生した。テイエムオペラーの獲得賞金額は語り継がれるところとなっているし、ディープインパクトの勇姿は、競馬ファンではない人も含め多くの国民を魅了した。ここではそんな一時代を築き上げた名馬たちについて紹介していく。
牝馬ながらダービーを制した名馬ウォッカ。そのほかジャパンカップなど数々の重賞を制したが、その中で安田記念を2度も勝っている。適正距離はどちらかと言えばマイル向きなのかもしれない。
歴代牝馬トップ。騎手が変わってもブエナビスタは柔軟に対応し力を発揮する。騎手から見れば、操縦のしやすさは群を抜いていたのかもしれない。G1を18戦こなし、連対率は7割を超える。
断トツの賞金王テイエムエムオペラオー。なんと18億超えの生涯獲得賞金を誇る。計8戦8勝という素晴らしい成績を1年間でおさめた。
10億円ホースの中では史上最速で10億円を突破したディープインパクト。国民のほとんどがその雄姿を見届け、その期待にこたえ続けた名馬。輝かしい名馬にも、その裏には不利な状況を乗り越えたエピソードもあるようだ。
17戦という少ない戦績で10億円ホースに到達したアドマイヤムーン。G1レース初勝利が4歳3ヶ月と遅かったものの、デビュー当時から圧巻の走りを見せた逸材だった。
世界各国のトップクラスの馬たちが出走する、賞金総額400万ドルのドバイワールドCを制したヴィクトワールピサ。その栄光の名は日本競馬界に悠然と名を残している。
皐月賞で3馬身差、日本ダービーで5馬身差、菊花賞で7馬身差と、走るたびに差を広げていった圧倒的な強さを誇り、史上5頭目の三冠馬となったナリタブライアン。競馬に興味ない人でも、その名を聞いたことがあるのではないだろうか。
中央競馬史上2頭めとなる、2年連続で年間最多賞金を獲得したスペシャルウィーク。重要レースで確実に勝利し、一時代の頂点にたったのは言うまでもないだろう。
競馬ブームの火付け役となった競走馬。有馬記念を制したあとスランプはあったが、ラストランの有馬記念では復活し1着にはいった。誰もが認める名馬だ。
100年以上にもなる日本の競馬の歴史の中、数え切れぬ程のレースが行われ、そして数多くの伝説的レースがありました。