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栄光をかけた第一戦‐皐月賞

4月の桜花賞に続き、5月の注目レースとなるのが皐月賞である。桜花賞と同様、クラシックレースと呼ばれる伝統あるGⅠレースであり、三冠競争最初のレースであることからも、一年のレースの中でかなり重要視されている。この大一番では三冠の一勝目をかけて、毎年3歳の競走馬が激しく競い合う。その為、1着となるのは、歴代その名を轟かす強豪馬ばかり。そんな激動の皐月賞のデータを今一度見直してみる


皐月賞

中山競馬場で行われる、芝2000メートルで施行する中央競馬の重賞(GI)で、サラ系3歳(旧4歳)のJRA所属の牡馬・牝馬の競走馬及び、地方所属の牡馬・牝馬の競走馬及び、外国調教馬の牡馬・牝馬が対象で、出走枠は18頭まで。未出走馬・未勝利馬は出走できない。

ゴールドシップ

ゲートに不安があったが、前走の共同通信杯では問題なく好走。早めの競馬で上手に勝利をつかんだ。距離には柔軟に対応可能とのことで、どんな競馬でもこなせそうな馬のようだ。三冠を視野に入れたレース展開を繰り広げてくれることだろう。

アルフレード

2歳にしてG1馬に輝いたアルフレード。朝日杯での勝利は鮮やかだったが、血統的にマイラー向きの説も否めない。スプリングSでは人気を推されながらも完敗だった。皐月賞で巻き返すことができるか、期待がかかる。

ワールドエース

過去のレースの勝ち方から皐月優勝候補の一角に躍り出たワールドエース。4角からの仕掛けにより繰り出される天性の瞬発力は魅力的である。本番でもこの力が発揮できればクラシックは見えてくるのかもしれない。

ディープブリランテ

共同通信杯では人気を推されながらも、惜敗。頭のいい馬のようなので、前走の修正点にあげられる折り合いをつけてレース運びができれば、皐月でも頂点は見えてきそうである。

グランデッツァ

能力の絶対値は高く、ジョッキーの思ったように動けるところが魅力なグランデッツァ。スプリングSでディープブリランテを差し切り1着。皐月賞でも好位から安定した脚で抜け出せるだろう。

アダムスピーク

2走前内枠でラジニケ優勝→前走外枠+4角不利で敗退。普通なら1枠2番は絶好枠で巻き返し期待と思えるのですが、今の中山芝コースは内枠が有利に働かない可能性が高そうで、難しいかもしれない。

コスモオオゾラ

皐月賞が行われる中山芝2000mを葉牡丹賞・弥生賞と2回経験し、全て1着になっているという事もあるから、もしかしたら…という結果になるという可能性も。